意外と知らない!? ミリタリーバックの仕組み

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
本日のブログはミリタリーバッグの魅力を皆様と共有したい一心で綴ります。
「意外と知らない!?ミリタリーバッグの仕組み」と題してミリタリーバッグへの造詣を深める内容にしたいと思います。
ミリタリーバッグは、その耐久性の高さや強固な造りからそれだけでも魅力的なアイテムです。それに加えて実用的なギミックにも注目して頂けるとより愛着がわくはず。
ただ、細部まで作り込んであるミリタリーバッグは眺めていると「あれ?これ何のためのギミック?」なんて箇所もあるかもしれません。 今回は、そんな疑問を少しでも解消できたら幸いです。
ミリタリーバッグに良く見るギミックにスポットをあててご紹介いたします。

 

 


■ ハイドレーションポケットとは?

バックパックの背中側によく見られるコンパートメント。上部にフックやストラップが備わっているけども一見では「これは何のため?」と思ってしまったり。
実はこのコンパートメントはハイドレーションシステムの利用を可能にするエリアなのです。

そもそも、ハイドレーションとは水分補給方法の一つ。フィルム状のボトルにチューブの吸水口がついておりカバンを背負った状態、あるいは水筒を取り出すまでもなく素早く小まめに水分補給ができると言う寸法です。
救急隊員が考案したとされるこれは、軍隊などや登山、トレイルランニングなどで利用されます。

歩きながら飲むことができると言うのはかなり革新的で、小まめに水分補給することはバテ防止にもなるらしいですね。

画期的な水分補給といっても、普通のカバンに入れて持ち運んで機能するかと言われるとそんな訳ではなく、フィルム状という特性から水をうまくチューブから吸い出す為には吊るした状態でセットできるのが理想的。
そこでハイドレーションに対応しているカバンはフックやストラップ状の取り付け位置がコンパートメント上部に備わっているのです。

さらにバッグによってはハイドレーションのチューブを通すためのホールが設けられているものもあります。ショルダーストラップにウェビングが備わっているのであればそれがガイドの役割を果たすので、収まり良くハイドレーションを利用できます。

ハイドレーションシステムは、米軍をはじめ各国の軍隊でも採用されています。その為この収納ギミックは登山カバンなどでも見ることができますが、やはりミリタリーバックでも備えている物が多いです。アイテムによって収納コンパートメントの場所などは異なるので、ぜひ確認してみてください。
(ハイドレーション用のコンパートメントは、ハイドレーションを活用しないときでも普通の収納エリアとしてちゃんと活躍します)

 

 


■ 簡易ロックシステム

ミリタリーバッグのファスナー付近をふと眺めると、「これ何の為のウェビング?」と思うような箇所を見つけることがあるかもしれません。様々な用途を持つことがありますが、実は簡易ロックの為に利用するギミックだったりすることがあります。

この箇所にグリムロックやカラビナなどのパーツを取り付けてみてください。ファスナーのドローコードを引っ掛けておくことで、簡易的なロックをかけることができます。
もちろん防犯の意味合いを持つので、ぜひ利用してみてください。

簡易ロックなどの防犯ギミックはジャンル問わずカバンの機能性として重要視されることが多々あります。(でも日本より海外の方がそういった防犯意識は強いそうですね。)メーカーによっては、↑で説明したパーツを利用せずともロックとして機能するギミックを盛り込んでいるアイテムもあります。写真はMAGFORCEのスナップボタンで留める簡易ロック用ストラップです。

こういった簡易ロックの設け方はパーツやストラップを利用する点をみても、やはりミリタリーバッグの特徴と言えるかもしれません。

 

 


■ コンプレッションストラップ

これもよく目にするはず。ミリタリーバッグ並びに登山バックにも備わっていることが多いですね。
カバンの側面に備わったこのストラップは「コンプレッションストラップ」と呼ばれるもので、これを締めてカバンの体積を圧縮します。

圧縮することでバッグの中身が少量の時にも、荷物が中で暴れないように固定することができます。そして荷物を背中側に寄せることで、バッグの重心が後ろにブレてしまうことを防ぎます。

また、ミリタリーバックのコンプレッションストラップは、圧縮するだけでなく荷物を括り付けておくことにも利用できます。

 

 


■ Y字ストラップ

このY字状のストラップもミリタリーバッグに多い特徴的パーツですね。
カバン全ての口をカバーするように配置されたコレは、荷物を括り付けるために利用することもできます。

 

 


■ MOLLEウェビング

MOLLEシステムの一部であるウェビングのパネル(PALSウェビング)はミリタリーバッグの代名詞的な特徴。これを利用してモジュールポーチを取り付けたりと、大きなポテンシャルを秘めた拡張ギミックです。


1インチウェビングを縫い付けて構成されていることが多いのですが、昨今では上の写真のように一枚の素材をレーザーカットでパンチングした物など、特色あるパネルも採用されていたりします。

このウェビングの利用方法や、MOLLEについてはこちらのブログや↓の関連記事で詳しく綴っていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

 


最後に

いかがでしたでしょうか。
やはりミリタリーバッグの魅力は第一に耐久力、そして今回ご紹介したような機能的ギミックの豊かさでしょうか。
ただ、その豊富さ故になぜ備わっているか知らない点があってもおかしくありませんよね。
でもミリタリーバッグに意味のないギミックはありません。何らかの理由でそこに備わっているはずです。ぜひ今一度ご愛用のミリタリーバッグを眺めてみてくださいね。

 

 

関連記事

MOLLE / PALS ウェビングを使いこなす【カスタムパーツ編】

ミリタリーバッグに おすすめ !! カスタムパーツ4選

今さら聞けない MOLLE SYSTEM(モールシステム) について【モジュール取り付け編】

MOLLE System -モールシステム-

MAGFORCE (マグフォース)【新作バッグ】 ~ミリタリーバッグの人気ブランドが次代の新シリーズをリリース

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
 
MAGFORCEより待望の新作がリリースいたしました!
しかも、3つのアイテムが一挙同時発売!早速ブログでもご紹介したいと思います。
MAGFORCEが今回リリースする3つのアイテムは、素材にブランドオリジナルの500デニールナイロンファブリックを採用することで柔軟性・軽量性・耐久性をバランスよく備えた新シリーズです。スタンダードなBLACKカラーに加え、味わいあるTANカラーを含めた2色展開。MAGFORCEらしさを継承しながら、工夫された機能的ギミックをプラスすることで進化を促した新しいラインナップをご堪能下さい。

 

 


■ Hummingbird Backpack (MF-A0555)

バックパック+トートバッグのハイブリッドなデザインが特徴的なニューフェイス。素材やウェビングパーツでMAGFORCEらしさを残しながら、今までのラインナップとは異なるカジュアルでデイリーユースな雰囲気が魅力的なアイテムです。

トートバックのようにカジュアルに持ち運んでもOK。

特徴の一つであるロールトップの開閉口はスナップボタンで留めてあるのですが、開く時はワンアクション。ハンドルを引っ張るようにするとストレスなくスムーズに開くことができます。

側面にはメインコンパートメントに直接アクセスできるファスナー口が設けられています。これは間違いなく便利ですね。咄嗟に出し入れしたいときはこの側面から。大きな荷物を整頓し収納するときは上から出し入れすると良さそうです。

これもかなり特徴的なギミックなのだと思いますが、ショルダーストラップは先端がフロントのウェビングにG型フックで取り付けられています。
ちなみにショルダーストラップはガイドパーツを経由してG型フックへと繋がっているので、万が一フックが外れても本体からストラップが外れてしまうことはありませんのでご安心を。

Hummingbird Backpack (MF-A0555) をオンラインストアで詳しくみる

 

 


■ Cougar Portfolio Bag (MF-A0341)

スクエア型のソリッドなデザインが魅力のスリングバッグです。B5サイズがちょうど入るほどの大きさで、見た目以上の収納力を持ったアイテムです。

メインコンパートメントはL字状にファスナーが施されており、鞄を背負ったままでも荷物が出し入れし易いデザインとなっています。さらに内張はループパネルとなっているので、別売りのアタッチオーガナイザーで収納を拡張することもできます.

メインコンパートメントを挟み込むように設置されているフロントポケットとバックポケット。それぞれツールや小物をスマートに収納できるよう工夫された内部となっています。

フロントにはレーザーカットでパンチングされた最新のモールパネルを装備。MOLLEシステム対応のモジュールアイテムを取り付けたりできるほか、表面がフックアンドループ仕様となっているため、ミリタリーワッペンを張り付けることも可能。

Cougar Portfolio Bag (MF-A0341)をオンラインストアで詳しくみる

 

 


■ Detachable Utility Pouch (MF-A0339)

独自のアタッチメント機能を採用することで、収納の幅をグッと広げてくれるユーティリティーポーチが誕生。背面のウェビングと別売りのMXLOCKなどを利用することでベルトや鞄へ取り付けることができます。

最大の特徴はアイテム名にもある「Detachable=取り外し可能」。
実はフラップパーツとポーチ本体はフックアンドループにて連結されているので、切り離しすることができるのです。素早く取り外して使用できるという革新的なギミックがこのポーチの最大の特徴です。

さらに、ショルダーストラップが付属しています!
ポーチとしてだけでなく、このようにショルダーバックとしても活躍するという底知れぬポテンシャルを秘めたアイテムなのです。

フラップパーツを外した状態でもショルダーストラップは装着可能。
例えば、、、、鞄にモジュールポーチとして付けておいて、必要な時は即座に外しショルダーバックとして活用するといった出先で重宝間違いない活用方法もあります。

少しわかりづらいのですが、フラップを外したポーチの裏側には連結部分のフックアンドループを保護し、フラップパーツから外した状態でもウェビングを活用できるような構造になっています。

フラップを装着しているフル装備の状態、フラップを切り離した状態、そしてショルダーストラップを取り付けた状態などなど、シーン毎に最適なモードで活躍するマルチな才能を備えた秀逸なアイテムです。

メインコンパートメントは、大きく開くよう設計されているので、荷物の出し入れや整頓もスムーズに行えるでしょう。

Detachable Utility Pouch (MF-A0339)をオンラインストアで詳しくみる

 

 


素材について

最初に触れたように、今回ご紹介したシリーズは、Magforceオリジナルの500デニールナイロンファブリックを使用しています。これによって軽量性、柔軟性、耐久性をバランスよく備えたアイテムとなっています。

さらに、生地の表面はテフロン加工を施すことで撥水性もプラス。多少の悪天候でも強気で使っていただけます。また、水溶性の汚れも弾いてくれるので防汚効果もありますよ。

 

 


最後に

いかがでしたでしょうか。
ミリタリーバッグブランドの雄として認知されるMAGFORCEが作り出した新シリーズは、次代のキャリーギアへの挑戦心の現れ。ミリタリー由来の耐久性・機能性とブランド独自の創意工夫が融合していく様はワクワクしますね。「鞄は物を持ち運ぶ道具」といキャリーギアの本源を礎に進化していくMAGFORCEプロダクトから目が離せません。

S.H.A.D.O. Pack 24L / Prometheus Design Werx

いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

モダンミリタリーの先端を行くリーディングブランド「Prometheus Design Werx」より、待望のバックパックギアが届きました!その名も「S.H.A.D.O. Pack 24L」

相当なコダワリ具合なので、細部まで詳しく検証したいと思います。

 

 

■ カラー

・ALL TERRAIN BROWN

・UNIVERSAL FIELD GRAY
クラシカルなアウトドアやアルペンスポーツのイメージを踏襲しつつ、最先端の素材やギミックを取り入れ、人間工学に基づいた設計によりで出来上がったハイスペックギア。こだわり満載ながら、シンプルで堅牢な雰囲気は機能美を感じさせる逸品です。

また、今作の容量は24Lとなっており、必要最低限の荷物をパッキングしてアクティブに攻めるユーザーにもオススメ。

付属パーツによる拡張性も充実しており、キャンプやブッシュクラフト、トレッキングなどなど、活用シーンに合わせたカスタムができるのも大きな魅力です。

 

 

■ コンパートメント

フルオープンタイプのメインコンパートメント。
開口部が大きく開く荷物の整頓がしやすいです。内張りもオレンジ色で荷物の視認性も◎。
ファスナーポケット×2の他、15インチほどのノートパソコンが収納可能なラップトップポケットも備えています。

セカンドコンパートメントは、ハイドレーションの設置にも最適。メッシュポケットも備わっています。また、後述のツール収納に便利な「EDCO Panel」パネルもここに。

フロントポケット。細かな収納に便利。

レーザーカットタイプのモールパネルが特徴的。MOLLEシステムに対応したモジュールの取り付けが可能です。また、本体との間にジャケットを挟んだりすることも可能。

側面のドリンクポケットは1Lナロゲンボトルほどの大きさも収納できます。伸縮素材を採用しているので、ボトルの大小に関係なくスッキリ&ピッタリ収めることができます。

この正面のパネルは取り外しもできます。本体にもウェビングやショックコードなどのギミックが施されています。用途に応じて使い分けてくださいね。

ちなみに底面にもMOLLEに対応したパネルが備わっています。1インチのウェビングを用意しておけば荷物を括り付けたりできますね。

 

 

■ キャリーシステム

ショルダーハーネスにもMOLLEパネルが備わっています。チェストストラップを締めてるとバッチリ安定。

ショルダーストラップ付け根には、ショルダースタビライザーが備わっています。鞄の上部が浮いてしまわないように体に引き寄せるように締めてください。

体と密着する背面は、メッシュクッションパネルが。
クッションとしてはもちろん、背中の蒸れも軽減してくれる嬉しい設計です。

写真ではわかりませんが、
背面にはフレームパネルが内臓されており、本体の形を保ち、より安定したフィッティングを実現しています。

バックの四方(上部、両側面、底部)にそれぞれハンドルを配しています。

 

 

■ 採用素材やパーツ

メイン素材には、耐久性に大変優れたインビスタ社のコーデュラナイロンを採用。
500デニールです。

さらに、70デニールのリップストップナイロンを内張りに。

ちなみに各所メッシュポケットのメッシュもナイロン素材と徹底的なこだわりようです。

ファスナーはYKK製。グローブをしたままでも持ちやすい形状のジッパープル。

このジッパープル。オレンジ色の替えが付いています。
お好みで付け替えてください。

 

 

■ 付属カスタムパーツ

ToF Belt
ウエストベルトとして「ToF Belt」というパーツが備わっています。
ぐるっとクッションパネルでカバーするそれは、ちょうど腰の上あたりになるように設置することで、安定感も増します。

背中パッド、左右のクッションパット、ナイロンベルトで構成されていいます。
取り外すこともできますので、状況に応じた使い分けを。

EDCO Panel
EDCツールなどをはじめ、様々なツールアイテムの収納にかなり便利な「EDCO Panel」というパーツが付属しています。独立式でセカンドコンパートメントに収まるなサイズ。
クリップを備えたツールを取り付けたり、MOLLEシステムに対応したモジュールを取り付けておくこともできます。

このパネル、ひっくり返すとファスナーメッシュポケットが三つ。細かなアイテムをこれでもかというぐらい収納できますね。メッシュなので、視認性がよく何を収納しているのかも一目瞭然。

 

 

最後に

Prometheus Design Werxのプロラインとして、数々の最先端技術などを屈指した妥協なき本格バックパックS.H.A.D.O. Pack 24Lは、その完成度の高さから、すでに世界的に高い評価を得ています。
私個人としては、使用目的にあわせてアジャスト可能な優れた多様性に注目してほしいなと。アウトドアシーン~普段使いまで幅広い活躍の場で常に最大のパフォーマンスを発揮するハイスペックギアをぜひご堪能下さい。

なかなかボリュームのある記事となってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

S.H.A.D.O. Pack 24L / Prometheus Design Werxをオンラインストアでみる

MOLLE / PALS ウェビングを使いこなす【カスタムパーツ編】

いつもキンリューブログをご覧いただきありがとうございます!!
昨今、関心が高まりっぱなしの「キャンプ」というカテゴリーはブッシュクラフト(野営)などの本格派からグランピングなどのライトなものまで多様化しているように思うのですが。
そんなキャンプブームに呼応するかのように、注目されているのが「ミリタリーバッグ」です。
機能性・耐久性に優れたミリタリーアイテムがキャンプでも重宝されるのも道理。

そこで本日はそんなミリタリーバッグをより便利により楽しく活用するためのコツとして、いくつかのパーツアイテムをご紹介いたします。

 

 

MOLLE・PALS を活用しよう!!

ミリタリーバッグを用いる際にぜひ活用して頂きたい仕組みがこのウェビング。
米軍の装備システムMOLLE(モール)を構成する仕組みの一つ「PALS(パルス)ウェビング」と呼ばれる部位です。
1インチのウェビング(帯)が決められた間隔で縫い付けらえれており、これを利用して装備を拡張するのですが、本日はコレの利用するためのグッズにスポットをあててご紹介します。

MOLLE・PALSの詳細については、コチラのブログでご確認下さい。

 

 

1. TT Malice Clip Fight-Light(マリスクリップ)

まずMOLLEを利用するにあたって外せないのがこのパーツ。
MOLLEに対応したポーチなどをウェビングに取り付ける際に必要となるアイテムです。

このクリップはTactical Tailor社が手掛けるMalice Clipの最新バージョン。
波状のデザインにすることで軽量化を図るとともに柔軟性も加わり、使い勝手の良いアイテムへとモデファイされています。

写真のようにウェビングを縫うようにしてモジュールの取り付けを行います。これによって、より強固に装備を固定することができます。

※末端に差し込むことで、しっかりロックがかかります。外すときはマイナスドライバーなどの工具が必要となります。

TT Malice Clip Fight-Light をオンラインストアで詳しくみる

類似アイテムとして、こちらもオススメです。
使い勝手に差異がありますが、基本的は利用方法は一緒。
お好きなほうをどうぞ。

3″ MXLOCK をオンラインストアで詳しくみる
5″ MXLOCK をオンラインストアで詳しくみる

 

 

2. Thyrm Cell Vault Battery Storage (セル ボルト バッテリー ストレージ)

最近話題なのがこの筒状のバッテリーケースです。
Thyrm社が手掛ける樹脂製アイテムなのですが、MOLLEとの相性も良くスマートなストレージを実現する為にぜひ活用して頂きたいオススメアイテムです。

バッテリーはもちろん、マッチや
防水使用なので悪天候下でも中身を濡れから守ります。

クールな見た目も良いですね。
フラッシュライト収納のお供にもピッタリです。

Thyrm Cell Vault Battery Storage をオンラインストアで詳しくみる
 

 

3. 1″ Strap (イチインチ ストラップ)

大き目の荷物を括り付けたい方、必見。シンプルですがMOLLEのウェビングを利用して

ジャケット、シェラフ、三脚などなど、少し大き目なアイテムを括りつけて。工夫次第でいろいろな使い方ができそうです。

1″ Strap をオンラインストアで詳しくみる

 

 

4. Duraflex Siamese Slik Clip (デュラフレックス シャムス スリック クリップ )

1インチウェビングにさらなる自由度を与える連結パーツ。

他のウェビングと合わせて使うことが多いです。

先ほどご紹介した1″ストラップとの併用もオススメ。
↑の写真では縦に荷物を括りつけるためにセッティングしています。

Duraflex Siamese Slik Clip をオンラインストアで詳しくみる
 

 

5. Velcro One-Wrap Band 1inch (ベルクロ ワンラップバンド)

面ファスナーといえばベルクロ。このワンラップバンドは表裏にそれぞれフック(オス面)とループ(メス面)を備えているため、一本で様々な使い方ができます。

使用方法のほんの一例ですが、
このように余ったストラップをスッキリまとめておくのに重宝します。

また、一インチ幅なので、PALSウェビングとの互換性も抜群。
自由度の高いアイテムなので、いろいろな使い方を試してみてくださいね。

Velcro One-Wrap Band 1inch をオンラインストアで詳しくみる

 

 

最後に

いかがでしょうか?
ミリタリーバッグのカスタムに正解などなく、より自分にあったセッティングを見つけていくのも醍醐味の一つ。
今回ご紹介したアイテム以外にも、沢山のパーツがあります。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

オンラインストア【カラビナ/パーツ類】へ

オンラインストア【アクセサリー(鞄用)】へ

 

 

関連記事

今さら聞けない MOLLE SYSTEM(モールシステム) について【モジュール取り付け編】

MOLLE System -モールシステム-

ミリタリーバッグに おすすめ !! カスタムパーツ4選

MOLLE System -モールシステム-

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、ミリタリーアイテムでよく耳にする「MOLLE」(モール)について、まとめてみました。
もうご存じの方は、復習に。
知らない方はコレを知っておくと4倍ミリタリーアイテムを楽しむことが出来るので、ぜひご覧下さい。
 

MOLLE とは

Modular Lightweight Load-carrying Equipment(モジュール ライトウェイト ロードキャリング エクイプメント)。
通称MOLLE(モール)は1997年以降アメリカ軍が採用している個人装備システムです。

主に”PALS”と呼ばれるウェビングシステムを利用して構成されており、ポーチなど付属品は簡単に取外しできるモジュラー式の装備なので、様々なミッションに対して装備を最適化できます。


MOLLEは、アサルトパネル・バッグパック・ハイドレーション・モジューラーポーチの4要素で構成されていますが、ほどんどがそのPALSウェビングを利用した拡張システムとなっています。

 

PALSシステム

ではMOLLEシステムの主要構造であるPALSとはなんなのか。

PALS(Pouch Attachment Ladder System – ポーチ・アタッチメント・ラダー・システム)。
写真の様に、バッグやベストの表面に縫い付けられたウェビングがプラットフォームとなり、対応しているポーチなどの装備を取り付けることが出来ます。

ウェビングの幅は1インチ(2.5 cm)。これが1インチの間隔で縫い付けられています。
縫い付けはポーチ類の横ずれを防ぐため1.5インチ(3.8 cm)間隔に縦ステッチで固定しています。

ちなみに少しややこしい話なのですが、
MOLLEという用語は特定のシステムを呼称するものでなく、PALSウェビングを使用するすべての可変式耐荷重システムを一般的に説明するためのワードなのでPALSを広義でMolleと呼ぶことも多いです。
(EX.モールシステム対応ポーチ←つまりはPALS規格に対応していることを指している)

 

 

モジュールを装着する代表的な2つの方法

モジュールの装着に必要なアタッチメントの代表となるのが、この二つの方法。

1.ストラップベルト
KINRYUオンラインストアで取り扱っているMAGFORCEのアイテムでもおなじみのストラップベルト式。
先端はスナップボタンで固定出来、取り回しが利きます。

2.Maliceクリップ
Tactical Tailor社によって開発された樹脂製クリップ。
先端をタブに差し込むことでロックします。

この他にも、沢山の装着する方法は存在しています。

 

 

取り付けの際のポイント

では、代表的なストラップベルトでポーチを取り付けてみます。
ポイントはズバリ「モジュールとプラットフォームを縫うように固定する!」です。




写真のように、本体→ポーチ→本体と両側のウェビングを縫い合わすようにストラップベルトをくぐらせていきます。

こうすることで、かなり強固に固定することが可能です。

 

 

日常での活用例

ファッション的ディテールとしても注目されているMOLLE。
普段でもPALSウェビングを利用することでシーン毎に使い分けることが出来ます。

▽ 例えばキャンプやハイク時。
ボトルホルダーや救急パック、フラッシュライトやツールなどを装備するストレージを確保。
モジュールポーチ以外にも④-グリムロックの様にPALSに対応しているアクセサリーも多数存在しているので、そういったアイテムでカスタムするのもMOLLEの醍醐味です。

①ボトルホルダー ( MF-0325 )
②フラッシュライトホルダー ( MF-1425 )
③サイドポーチ  ( MF-0307 & MF-0308 )
④グリムロック ( ITW-GrimLoc )

▽ サイクリングやタウンユースに
チョットしたお出かけにはフォンポーチやカメラポーチなど、すぐに取り出したいアイテムの収納を分けることで利便性を大幅にアップ。
いつも持ち歩くツールなどを①のような一つのポーチにまとめておくと、取り外して持ち運んだりできるのでお勧めです。

①フォンポーチ ( MF-0129 )
②ボトルホルダー ( MF-0207 )
③マルチポーチ ( MF-0244 )
④カメラポーチ ( MF-0213 )

 

 

最後に


MOLLEアイテムの楽しみはカスタムすることにあります。
好みや必要性に沿ってアレコレ工夫する過程が楽しいですし、使用して自分の思い通りの利便性が実現したときは嬉しい。
皆様も、自分だけのカスタムにぜひ挑戦してみてくださいね。

KINRYUオンラインストアでもMagforceをはじめ、このシステムに対応しているitemが多数存在します。
ぜひ、MOLLE的カスタム観点でもオンラインストアをお楽しみ下さい。

・Magforce ミリタリーギア一覧

・CANNAE バッグパック一覧