Wild Things Tactical / Loft Jacket
冬を乗り切るミリタリーアウター

いつもキンリューブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

秋も深まり寒さを感じる季節となりましたので、本日は冬を乗り切る秘密兵器をご紹介いたします。

今回のブログでスポットを当ててご紹介したいのが、「Wild Things tactical」の製品です。
アウトドアギアメーカーとしても名高いWildThings社のタクティカルラインがそれになるのですが、実際に軍で使用されるほどのスペックを持った本格ウェアは正に圧巻です。ぜひご覧ください。

 

 

Low Loft Jacket

(モデル:174cm、64kg 標準体型 Mサイズ着用)

本格派アウターながら、カジュアルにも馴染む汎用性の高い中綿ジャケットです。

名前の「LOW LOFT ローロフト」にあるように、ボリュームを抑えたモデルなので、インナーとしての活用もオススメ。
今季も人気のコヨーテカラーは、ぜひチェックしておくべきアイテムです。

中綿にはPRIMALOFTを採用。薄手ながら、優れた保温性を有しています。
裏地のウェービングキルトも特徴的。

ちなみに、シェルはナイロン素材。
高い耐久性・耐摩耗性によるタフさだけでなく、インナーとして使用した時には摩擦なくスルっと袖を通すことができます。

肘から袖口にかけてはスパンデックス素材で切り替えており、これもインナーとしての着用時にゴワつきを軽減します。

(モデル:174cm、64kg 標準体型 Mサイズ着用)(モデル:174cm、64kg 標準体型 Mサイズ着用)

一枚でサラッと羽織ってラフめに着用するも良し。
インナーとして使用して本格的な寒さに対抗するも良し。

着回しが効くので、活躍する場面も多くなりそうな一着です。

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USMC Gen3 Lv7 parka

(モデル:174cm、64kg 標準体型 XSサイズ着用)

米軍で採用されている”ECWCS”第3世代、レイヤーシステムの一番外側に着るものとして設計されているLv.7にあたるアイテムです。

“ECWCS”(エクワックス)についてはこちらのブログでも触れているので、ぜひご参考下さい。
GI High Loft Lev.7 JKT – WildThings

中に着込むことが想定されているので、大き目なサイズ感。普段着用しているサイズより1~2サイズダウンぐらいでちょうどな印象です。

中綿にはもちろんPRIMALOFTをたっぷりと。機能的な暖かさで過酷な状況下は同然ながらタウンユースにおいても極上な着心地を提供してくれます。

ちなみに、シェル素材にはテクスチャード加工糸で織られたナイロン生地を使用。
通常のナイロン生地より柔らかく伸縮性を持った素材となっています。触り心地もソフトで良い感じです。

カモパターンはMARPAT(Marine Pattern)Digital。USMC(米海兵隊)のロゴが隠れています。

(モデル:165cm、62kg ガッチリ体型 XSサイズ着用)

襟裏に収納されているフードも、しっかり中綿が詰まっていてボリューミー。
ヘルメットの上からでも被れるほどの大きさに設計されているので存在感があります。
フードを出した状態での着用も様になって良いですね。

(モデル:174cm、64kg 標準体型 XSサイズ着用)

寒さの感じ方は人それぞれかと思いますが、、、、
一枚でとっても暖かいので、インナーをライトな感じにしておくと暖房の効いた部屋と極寒の外との気温差にも対応できそうです。

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PRIMALOFT(プリマロフト)とは?

米軍の要請により寝袋に使われているグースダウンの代わりにと開発に至ったのがPRIMALOFTの始まり。
超微細マイクロファイバーで構成されており、軽量性・保温性に優れているという特徴に加え、コンパクトに折り畳みが出来る収納性、長時間折畳んで収納してもすぐに元の形に戻る復元力、さらに蒸気を逃がす透湿性にも優れています。
濡れてしまっても保温力を損なうことがないので、悪天候下でも快適な着心地を維持し続けます。

 

 

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GI High Loft Lev.7 JKT – WildThings

GI High Loft Lev.7 JKT – WildThings

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

早いもので12月。
今年は寒い冬になると聞き身構える私ではございますが、本日は寒さへの不安を吹き飛ばすアイテムをご用意しました。
軍採用実物品、ミリタリーアイテムならでは最新ハイスペックジャケットのご紹介です。

 GI High Loft Lev.7 JKT – WildThings


米軍の第三世代拡張式寒冷地被服システム(ECWCS-Gen3)においてLev.7に類するアウターウェア。アウトドアメーカーとしても名高いWildThings(ワイルドシングス)のタクティカルラインによって製造されています。


レイヤリングの一番上に着ることを想定しているため、ゆったりとしたシルエットも特徴的。(モデルは174cm、65kgでXS着用)パターンは人気のMultiCam(マルチカム)です。
見るからに暖かそうなのですが、その暖かさを裏付けるディテールをご説明していきましょう。

 

パッティング素材


寒冷地用アイテムらしくボリュームがありますが、中綿には(PRIMALOFT)プリマロフトを使用。ハイスペックウェアにおいて、最近よく耳にするようになりましたね。


天然ダウンと同等、もしくはそれ以上の保温能力を持つといわれるハイテク素材PRIMALOFT(プリマロフト)。

1983年にアメリカ軍の要請を受け”ALBANY社”が開発。最初はダウンに代わる寝袋用素材にとの要請でした。
米陸海軍の寒冷地用装備として重宝されたPRIMALOFTは、皆様ご存知のアウトドアブランド「L.L Bean」によって1989年はじめて商業アイテムへ採用され急激に知名度を上げていくのですが当時ニューヨークタイムズの紙面になったりと評価の高さも相当なものだったようですね。


マイクロファイバーによって保温に必要な空気の層を作り出しており、軽量かつ柔らかく、さらには撥水性があります。
その為、天然ダウンと違い水に濡れても熱遮断性を失わないため雨雪の際のメリットがとても大きいです。洗濯可能な素材でもあります。

軽量性にも優れており、また圧縮しても形が崩れることが無いので、小さく丸めることが出来る収納性の高さも売り。

もちろん天然ダウンはダウンで良さがあり好きなのですが、毛抜けの心配がなかったり型崩れを心配しなくて良かったりと、手がかからないラフな使用感もかなり大きな魅力かなと。

 

各ディテールについて

ジャケットのディテールにもどります。

最初にお話ししたように、このジャケットはもっとも外側に着用するためのアイテムなのでフードも大きいです。これはヘルメットの上からでもかぶれるようにですが、もちろん間口を絞るドローコードも備わています。


裾を絞るためのドローコードはポケットの中に。
大きめのサイズ設計ゆえに、絞りの幅にも余裕を持たせておりコードで調節する裾幅も長めに設定されています。ポケットに設置してあるので、あまったコードが外に飛び出ることもなくスッキリ収納できるという訳です。


これはミリタリーアイテムならでは。パッチの取り付け面となるベルクロも両腕に備わっているのでお好きにカスタムするのもあり。


 

 ECWCS-Gen3-Lev.7とは

せっかくなので、エクワックスの第三世代についても少し触れておきたいと思います。

ECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)=拡張式寒冷地被服システム。
エクワックスと呼ばれるこれは、1980年に米陸軍のネイティック研究・開発・技術・センターによって開発された保護服システムのこと。(ちなみに前述のPRIMALOFTプリマロフト開発を”ALBANY社”に依頼したのもこの機関。)

そしてGen3とは、Generation3(第三世代)の意味。

この第三世代ECWCSは、上半身7種下半身5種のウェアを組み合わせることで状況別の気温・天候に対応するレイヤリングシステムです。
7.2°~-45.6°までを想定しているそうですが、-45度ってどんな世界なのでしょう。調べてみると北極のニーオルスン観測基地での最低気温が-42.2°だそうです。

Lev.7(レベルセブン)とは上半身のレイヤーレベルが7種類(アンダーシャツ2種、ジャケット4種、オーバーコート1種)ある内の一番上、つまり最も外に着ることを目的としている物という訳です。

 

最後に

KINRYUオンラインストアにて絶賛販売中のアイテムなのですが、米軍実物品の為いかんせん数に限りが。。。
かなり少量の取り扱いなので気になる方はお早めにどうぞ!

GI High Loft Lev.7 JKT – WildThings のオンラインストアへ