Micro Cord のススメ ~ 便利なコードディスペンサーを添えて 【Atwood Rope MFG.】

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以前、550Paracord、275Tacticalcordやをご紹介いたしましたが、今回はその続編。
米国内での生産を通じて高品質なロープを世界各国に提供するアメリカ老舗ロープメーカー「Atwood Rope MFG(アトウッド ロープ)」。パラコードも大変有名ですが、実はそれに類する様々なロープやロープにまつわるグッズもリリースしています。本日はその中から「マイクロコード」と呼ばれるものや、パラコード愛用者にとってもオススメな「コードディスペンサー」という便利なアイテムをご紹介いたします。

 

 

■ MICRO CORD (マイクロコード)

MicroCord(マイクロコード)は「Atwood Rope MFG(アトウッド ロープ)」がリリースするコードの中でも、1.18mm径と細く、そして軽いコードです。もちろん耐久性も引張強度46kgと優れています。

紫外線や、腐食にも強く、コンパクトで持ち運びも楽々。
そのため、使い勝手も良くキャンプなどのアウトドアシーンにもオススメ。

いろいろな使い方ができるので、用途はコレ!といった決まったものはないです。

例えば、、、、
眼鏡のテンプルに結んでグラスストラップにしてみたり。

ジッパープルにしてみたり。

水筒のキャップ落下防止にしてみたり。

工夫次第なので、多用途にお使い下さい。

パラコード同様に編んでブレスレットとかストラップを作成するものオススメ。550パラコードと比べて1/4ほどの細さなのでちょっと細かな作業になりますが。。。Microコードは柔軟性もあるので、出来上がりはなかなかキレイなものが作れると思います

細さを活かして、他のコードでは通らないストラップホールも利用したりして。

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■ MICRO CORD DISPENSER (マイクロコードディスペンサー)

先ほどのMICROコードを利用するならば、これも一緒に手に入れておくと便利!!ラインカッターを備え、いつでもどこでも必要な分のコードを切り出せるコードディスペンサーです。

こんな感じで。写真では右手の親指でリールが回転しないように抑えています。これ、切るときのコツです。

さらに良いところは、「ATWOOD ROPE」のMicro Cordであれば、プラスチックケースごと嵌め込み利用する点。写真のように側面を外に広げるようにすると取り外し易いです。

このディスペンサーは耐衝撃性に優れています。UV対策もされており劣化に強いため、野外での使用にもお勧めです。

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■ TACTICAL CORD DISPENSER (タクティカルコードディスペンサー)

550パラコード用もあります!
先ほどのMicro Cord用よりドッシリとしたこちらは、米軍特殊部隊考案のパラコードディスペンサーです。

背面にベルトクリップが備わっているのでベルトや鞄などに取り付けて持ち運ぶことができます。もちろんカッターブレードも備わっているので、必要な時に必要なだけ切り出してください。なれると片手で切断できますよ。

絡まったりすることを防げるだけでもとっても価値があるように思います。

中身はこんな感じ。この内蔵リールにパラコードを巻き付けてセット。約15m分収納することができます。

もちろんこのディスペンサーは耐衝撃性に優れています。UV対策もされており劣化に強いため、野外でもOK。

正直に話しておくと、ケースを開けるときにコツが要ります。固定しているツメを一つずつ外してください。マイナスドライバーを利用するのも手です。
耐衝撃性を考えると簡単に外れても困りますし。

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番外編~ロープの比較

ここからは番外編。
ちょっとロープの種類をまとめてみた。
写真上から550 Paracord、275 Tactical Cord、Micro Cordです。
比較表。ご参考いただければ。

ブレスレットの比較。すべて同じ編み方です。

550ParacordとMicro Cordのハイブリッド。

あれこれ工夫しながら、皆様の必要用途に最適なロープを探してみるのも良いですね。
一通り試してみると良いのではないでしょうか。

僕は暇な時間に編んで遊ぶことが多いので全種使っていますが。
KINRYUオンラインでもぜひ「Atwood Rope MFG」をチェックしてみてくださいね。

Atwood Rope MFGの製品一覧へ

Paracord (パラコード)と Tactical Cord(タクティカルコード)~実用的な活用方法や愉しみ方のコツ~

PROMETHEUS DESIGN WERX – NEW ITEM
【トートバック、コンパスキット、オイルライター】

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!
モダンミリタリーの先駆けとして名を馳せる「PROMETHEUS DESIGN WERX」ブランドより待望の新商品が届いていますので、お勧めアイテムと一緒にご紹介いたします。

 

 

■ PDW CaB-2

シンプルながら、タフで多目的に使用できるトートバックがこれ。
高強度ナイロンとして知られるコーデュラナイロン、中でも地厚でより耐久性に優れた1000デニールタイプを採用しています。

お気付きのようにハンドルは、肩掛けようの長いものと手持ちようの短いものが備わっています。持ち方を変えるときにわざわざ長さを調節したりする必要がないので、いつでもどこでも直感的に手に取って使用することができます。

ちなみに肩掛用に備わった長めのストラップは、トートバック本体をぐるっと包むように配置されています。
底を見るとわかりやすいですね。つまり、重い荷物を運搬する際もトートバックにかかる荷重が分散されるため、トートの耐久力も高まります。

フロントにベルクロのループパネルが備わっているので、パッチでカスタムしてお楽しみください。
幸いPDWからは素敵なワッペンも豊富にリリースされていますので。

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■ Expedition Watch Band Compass Kit Ti

リストコンパスを活用している方や、ダイバーズウォッチ、フィールドウォッチを愛用している方も必見。
チタン製のケースに覆われたコンパクトコンパス。シリコンケースも付属したセットアイテムです。

コンパスを覆うケース素材には航空機にも使用されるチタン(6AL-4V)を採用しています。
チタンは高強度かつ軽く、耐食性に優れているという加工金属の中でもかなり高性能。ステンレスより軽く、鉄の2倍強いといわれています。耐食性、つまり錆にも強いため、海での使用にもお勧めできてしまいます。
そんなハイテクギアにもってこいなチタンですが、その強度故の加工の難しさがあるそうです。PDWは、厳しい基準をクリアした工場で精巧に作り上げるのでとても完成度の高いチタンアイテムとなっています。

チタンのデメリットを強いて挙げるなら、素材自体のコストが高い点でしょうか。それを差し引いても余るほどの魅力がチタンないしはPDW製品には感じられるのですが。

シリコンケースを利用すれば、例えば鞄など好きな個所への取り付けが簡単に行えます。

さらに、腕時計のナイロンベルトにも。ダイバーズウォッチやフィールドウォッチとの相性抜群。耐水深度100Mとスキューバダイビングにもオススメできる本格派です。

ちなみに対応するウォッチバンドの幅は最大で22mm。18mmや20mmのベルトでも使用できます。(16mmのベルトでも試してみましたが、さすがにスカスカ感が否めなかったです。ベルト幅以前に時計本体との大きさのバランスもミスマッチでしたが、、、、)
ベルトの種類はNATOタイプであれば、ほぼOKです。

更に蓄光となっています。
カッコいいです。仮にコンパスを使う必要がなくても手に入れたいと思うほど。

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■ TiFS

チタン製のコンパクトオイルライターです。スクリューキャップ式で閉じているときは防水。
表面のローレット加工による凹凸が醸し出すインダストリアルな雰囲気がたまりません。もちろんこの加工によって手にグリップし滑りづらくなっています。

キーホルダー感覚で持ち歩けてしまう掌サイズ。ストラップを介して鞄などに取り付けておくのもあり。

付属しているリペアパーツにも注目。パッキン、フリント、ウィックと、とても充実しています。長く愛用できそうです。
使用するオイルは通常のライターオイルでOK。
インサイドケースは少しずつ引っ張りだしてオイルを補充して下さい。

実際に使っていての感想ですが、先に述べたように防水アイテムとなっていているので気密性も高くオイルが揮発してしまうことも少ないです。つまりオイルライターによくある「久しぶりに使ったらオイルが揮発してしまっていて点火しない!」というケースがあまりないような気がします。

TiFS/ Prometheus Design Werx をオンラインストアでみる

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。
どれも完成度が高く、洗練されたデザインと機能性はとっても魅力的。気になった方はPrometheus Design Werxの製品一覧も一緒に、ぜひご覧ください。

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キンリュー流!雨の日対策

いつもブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

梅雨ですね、不安定な天気が続きます。
本日のブログは、せっかくなので雨にまつわる内容に。

野外でのハードユースを想定したアウトドアやミリタリーギアは、雨への対策大事。
今回はオンラインストアであつかっている製品の対雨性能について掘り下げると同時に、KINRYUオススメの梅雨対策グッズもご紹介します!

 

 

MAGFORCE-ウォータープルーフ性能

まずは当店自慢のMagforce製品について。
高機能性を評価されるMagforceもいくつかのハイテク素材を採用しています。その中でも代表的な素材は以下の二つです。

■ テフロンコーティング + PUコーティング

Magforce製品の主素材は、ご存知1000Dナイロン。この堅牢な生地に目が向きがちですが、表面に施された「テフロン」加工も実はミソ。フッ素樹脂を表面に圧着することで驚異の撥水・防汚効果が得られるというものです。Magfroce製品の1000Dナイロンには、この「テフロン」加工が実に2回も施されています。


さらに裏面がポリウレタンコーティングが3回も施されており、表面で撥き切れなかった水分もここでシャットアウトしてくれる寸法です。


多くのMAGFORCE製品は、この「1000デニール+テフロンコーティング+PUコーティング」というハイスペックファブリックを採用しており、この素材がブランドの特色となる高い耐久性と機能性の一端を担っています。

 

■ PVCコーティング


次に紹介するのはPVCコーティングがされた500デニールナイロン素材。PVC(=ポリ塩化ビニル)は水や汚れに強く、コーティングすることで柔軟性を損なうことなく素材の耐久性向上も図れます。


さらに適度な光沢感が生む魅力的な素材感によって、アーバンな雰囲気を含んだアイテムを完成させます。

これらの加工は、泥はねなどの水溶性の汚れにも強いので、基本お手入れは表面をふき取るだけでOK。悪天候下でも思う存分使用できるのも強みです。

※完全防水ではありません。ジップパーツやシームからの浸水も予想されるので激しい雨の時などは、後程紹介するレインカバーをご使用下さい。

Magforce製品は他にも高機能素材を利用しています。
素材によって効果は異なりますが、その他の商品も撥水や耐水に優れたアイテムが多いです。詳しくは各製品ページにてご確認下さい

Magforce製品一覧をオンラインストアでみる

 

 

持っておきたい防水グッズ

1.防水ソックス


雨の日、靴下ぬれるのは気持ち悪いですよね。この防水ソックスで解消しましょう。


ミドルレイヤーに最新ハイテク素材「V-TEX」を採用することで、高水準の防水透湿性をもっています。
どっぷり水に浸かってしまっても大丈夫。さらに、この新素材は柔軟性や伸縮性にもすぐれているので履き心地も良い。


雨の日のお供にピッタリ。そのほか、アウトドアや季節が変わればウィンタースポーツにもオススメできますし、まずは一つ手に入れておきたいアイテムです。個人的にはシンプルで使いやすいカラー展開も魅力に感じています。
ちなみにコスパにも自信あり。ぜひチェックしてください。

ZERO Waterproof Socks をオンラインストアでみる
 

2.ブーニーハット


発売以来、人気商品となっているSPAVERのブーニーハット。
3レイヤー構造によって防水透湿性能をもっており、雨にも強いのです。


みてくれが防水グッズっぽくないところも高評価の理由。普段から自然に使え、悪天候対策にもなるというのがポイントです。
キャンプやバーベキューの日よけアイテムはこれで決まり!?

H2O Boonie Hat / Spaver をオンラインストアでみる
 

3.レインカバー


バックパック愛用者であれば、ぜひ一つ手に入れておきたいグッズ。
Magforceのレインカバーは、70デニールのリップストップナイロン生地にポリウレタンコーティングを2回施すことで、防水だけでなく耐久性にも優れた逸品です。


悪天候への備えとして愛用のバックに忍ばせてお出かけください。

Rain Cover L / Magforce をオンラインストアでみる
 

 

最後に


梅雨時期の雨の日対策としてお話しましたが、夏に向かうにつれて局所的な雨も増えてきます。そんな悪天候に負けないように、あれこれ備えてみることも一つの楽しみとしてはいかがでしょうか。

 

 

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MAGFORCE / テフロン加工された1000デニールナイロンの手入れと備え

NITE IZE / RUNOFF® WATERPROOF 
【海、川、ウオータースポーツ、トラベルにもお勧め!防水ポーチシリーズ】

いつブログをご覧いただきありがとうございます。

梅雨を前にして、暑さを感じる日が増えてきましたね。こうなると、海や、川、ウォータースポーツ、あるいはプールなど、夏の水にまつわるレジャーが待ち遠しくなってきます。そんなシーズンにも是非にオススメしたい防水ギアがNITEIZEよりリリースされたので、ご紹介いたします。
「TRUジップテクノロジー」により高い防水防塵性能をもったRUNNOFF® Waterproofシリーズ。優れた機能性・耐久性に加え、高いデザイン性が認められ、話題となっているアイテムです。その性能の秘密と、豊富なラインナップをじっくりご覧ください。

 

 

~ TRU ジップテクノロジーとは ~

Niteizeの独自開発によって開発された高機能な防水ジッパーです。他のジッパーと一線を画す圧倒的な防水防塵性能はIP67の基準をクリア。PU素材でシームレスに構成された歯を持たないギミックはスムーズで静かな開閉を実現するとともにアウトドアシーンなどでの使用でも安心できるほどの耐久性を持っています。スマートなデザインも良いですよね。

「IP67」という基準についてですが、6という数字が防塵性能、7という数字が防水性能のレベルを表します。ちなみに、このIP規格において防塵6級というのは最大レベル(耐塵形)。防水は8級が最大ですが、7級というのも十分な完全防水型といえます。
今回の商品に至っては、最大30分間もの水没に耐えるほどの高い防水性能をもっています。(水深1Mにて)

またTRU ZIPテクノロジーは特許を取得しており、またアメリカで製造されている信頼性の高いハイテクノロジーパーツです。

※TRUジッパーを閉じる時はスライダーをゆっくりと動かし、最後までしっかり引っ張ってロックしてください。スライダーが完全に閉じていないと本来の防水性能を得ることができません。

 

 

■ POUCH (ポーチ)

コンパクトに使えるポーチシリーズは3つのサイズ展開。

・Wallet
まさにお財布サイズ。必要最低限のお金やカード、車のキーなど、細かな貴重品をミニマムに持ち歩くことができます。

 

・Pocket
ポケットサイズのこちらには、スマートフォンの収納も可能。(上の収納例はIphoneXです。)

 

・3-1-1 Pouch
WalletやPocketタイプと違い、底面にマチが備わっている「3-1-1」はコンデジなどのちょっとしたガジェットも収納可能。ある程度のサイズのお財布も収納でき、使い方次第で活躍シーンも増えそう。

 

– ベルトループ –
このシリーズには背面にベルトロープが備わっています。必要とあらばウエストポーチのように利用することができます。(ベルト幅 約4.5cmまで対応可)

– ストラップ –
また、カラビナや、ストラップを取り付けることができます。川遊びや海水浴などにも便利そう。

– モバイルタッチ –
ちなみに、スマートフォンのタッチパネルなど収納したままでも操作することができます。メールのチェック程度であれば不自由なくこなせるので、ありがたい。

RunOff Waterproof Pouch をオンラインストアでみる

 

 

■ TILETRY (トイレタリー)

主にパーソナルケア用品の収納を想定した、ミドルサイズのポーチがこれ。
歯ブラシや洗顔用品、海であれば日焼け止めなどなどの収納にどうぞ。
レジャーは当然のこと、旅行や出張にも持ってこいです。

ちなみに商品名のトイレタリーとは、洗面用具や化粧品などのこと。混同されやすいですが、けっしてトイレ用品という意味ではないのであしからず。

壁に掛けた状態でも使用しやすいように設計されています。

RunOff Waterproof Toiletry Bag をオンラインストアでみる

 

 

■ PAKING CUBE (パッキングキューブ)

・MEDIUM
T-シャツをはじめとした衣類、あるいは冬であればダウンウェアなどの収納もお勧め。濡らしたくない物だけでなく、水着などの濡れてしまうアイテムの持ち運びにも良いですね。

 

・LARGE
MEDIUMのおよそ2倍の大きさ(縦横)となるサイズ。
ジャケットやボトムスの収納もなんのその。

 

– 気密性を利用した圧縮収納 –
完全防水ということは気密性も高いわけで、内部の空気を抜くことで衣類など圧縮して収納することができます。パッキング時には重宝することでしょう。

RunOff Waterproof Packing Cube をオンラインストアでみる

 

 

~ 最後に ~

海、川、旅行などなど、これからの楽しみを想像してみてください。きっと、このNITEIZEのRunOff Waterproofシリーズが重宝するシーンが思い浮かぶはず!?
しかし、防水ギアというのは、なぜこんなにも好奇心を掻き立てるのでしょうか。