LALO tactical BOOTS

いつもブログをご覧いただき有難うございます。

今回は当店でも話題急上昇中のLOLO tactical(ラロ タクティカル)のブーツについてお話したいと思います。

SEALs隊員が求める機能性。
”Shadow Amphibian”というハイスペックブーツ

LALO Tactical(ラロタクティカル)とは、米海軍特殊部隊「NAVY SEALs」出身のロバ―ティ氏によって2014年に創設されたシューズブランドです。特殊部隊での経験から得た知識と過去の人脈から得た現役軍人の声を基に、過酷なフィールドで実用可能な機能ブーツを開発しています。

SEALsは、その名が「SEa(海)、Air(空)、Lands(陸)」の頭文字からきているように、あらゆる地形や状況下での作戦実行を求められる米海軍の特殊部隊です。
なので、求められるフットウェアもあらゆる地形や状況下においても最大のパフォーマンスを発揮する為の物でなければなりません。

そこで実際の現場の声を取り入れ、生まれたのが今回紹介する
”Shadow Amphibian(シャドーアンフィビアン)”
というハイスペックブーツです。

ちなみにAmphibian(アンフィビアン)=両生生物や水陸両用を表す言葉です。
陸上から水中まで、どんな環境下の使用にも耐えうるという意味合いを含んでいるのですね。

ミドルカット(5インチ)とハイカット(8インチ)の2パターンあるので、まずは外見をみてみましょう。

“5 inch”

Shadow Amphibian 5″のオンラインストアへ

“8 inch”

Shadow Amphibian 8″のオンラインストアへ

 

ディテールの一つ一つに意味がある。
全フィールドを制する為の妥協なきコダワリの数々

○ 使い分けられたアッパーの高性能マテリアル


アッパーのメイン素材には強度の高いフルグレインレザー。摩耗の激しいトゥには軽量かつ浸透・柔軟性を持ちながらも耐久・耐衝撃に優れたハイテク素材”SuperFabric”を採用。

さらに側面にはメッシュ状のパネルパーツ「KPCグリル」を装備。
通気性を確保しながらも、あらゆる衝撃から足をしっかり保護してくれます。

○ オリジナルの発想から生まれた排水ストラクチャー


従来のブーツは「濡れる」ということに対して耐水性能を求め作られていますが、LALOのブーツは全く別のコンセプトのもと作られています。
それがLALO tacticalの大きな特徴となる「排水ストラクチャー」です。
極端な言い方になってしまいますが、水をシャットアウトしてしまうのではなく必要に応じて出入りさせるというもの。

ポイントとなるのはソールのサイドとヒールに設けられた排水ポート。
ここから水が排出されます。

また、先ほど紹介したアッパーのグリルパーツも排水機能の一端を担っています。

これらによって、水中で使用したり水が侵入した際には素早く水が抜け、乾きやすいというシステムを作り出しています。
結果として快適な装着性を保つというこの構想は、どんな過酷な状況下でも十分なパフォーマンスを発揮する究極的なアイテムデザインへ繋がっています。

また、この構造は通気性も同時に確保してくれるので、蒸れにくいといのも嬉しいポイント。

○ 計算された形状とハイテク素材を屈指したソールシステム

 アウトソールにはカーボンファイバーとナイロンの複合素材を採用。
耐摩耗性に優れているほか、しなりのある高反発性により歩行や走行時の力をサポート。さらにミッドソールはクッション性能に秀でた高密度EVA素材。
長時間の着用でも足が疲れにくいです。

フラットな底面はアスファルトや甲板にもしっかりグリップしてくれます。
またエッジは丸みを帯びており、スムーズで静音な足運びを可能にする「ステルスアプローチ」形状となっています。

この突起も特徴的ですね。
アーチに施されたメタルスパイクはロープクライミング時に効果を発揮します。

○ 足首の可動を妨げないスリットデザイン



足首の前部、後部位置にスリットを設けることで足首の可動域をカバー。
強固な外装であるにも関わらず、運動性能を妨げることがありません。

○ 余ったシューレースをスマートに収納


タンに隠しシューレースポケットが備わっています。
編み上げたシューレースの余りを収納しておくことができるので、靴ひもが引っかかったり解けるということ防ぎます。

 

着用イメージ


 

最後に
シューズについてはこちらのブログでもご案内していますので、
ぜひ合わせてご覧頂ください。

↓ LALO tacticalのシューズについてはこちらから ↓
//kinryu.jp/cp-bin/wordpress/2017/07/07/lalo-tactical/

ちなみに、mono magazineの特集号でもLOLO tacticalがピックアップされています。

書店やコンビニで見つけたら、チェックしてくださいね。

mf-1008 Tornado Windbreaker

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

9月も折り返し、いよいよ秋らしくなってきましたね。
今回はこの季節にピッタリなウェアアイテムの新作をご紹介いたします。

MagForce/mf-1008
Tornado Windbreaker
 「トルネード ウィンドブレーカー」

今期、MagForce(マグフォース)のアパレルラインからリリースされたジャケットの一つは春秋に重宝するウィンドブレーカーです。
まずは、その全体デザインをカラー展開と共にご確認ください。

”BLACK”

”FOLIAGE GREEN”

”TAN”


ベーシックカラーのブラックに加え、MAGFORCEらしいアースカラーがチョイスされています。

 

雨風に強いだけじゃない。
着心地にもこだわったハイスペックウェア

ウインドブレーカーの名を冠するのだからやはり性能として雨風に強いのは基本。
しかし、それだけで終わらないのがMAGFORCE(マグフォース)のアパレルラインです。

その詳細をディテール別にみてみましょう。

”表地”


シェル素材の構成比はポリエステル92%スパンデックス8%。
スパンデックスを含んでおり伸縮性に優れているので、体の可動を妨げる事無くストレスフリーな着心地です。

格子状に縫い込まれた糸が特徴のリップストップ生地を採用することで、軽量ながら十分な耐久性を確保しています。


生地の表面にDupont社テフロンコーティングが施されています。
これにより撥水性・防汚性が付与されるのですが、生地の柔軟性や風合い、通気性が損なわれないというのもテフロンコーティングの大きな利点です。
 

”裏地”


裏地にはTPUコーティングが施されています。

TPUとは熱可塑性ポリウレタンの略称です。
特徴としてゴムのような伸縮・弾力性を持ち防水性に優れているため、ウェアのストレッチ性はそのままに耐水・防風性能を高いレベルまで引き上げてくれます。
またPVC(ポリ塩化ビニル)などと比べても通気性が確保できるというのも快適な着心地を実現する一端を担っています。

また、その裏地には等高線をモチーフにしたオリジナルパターンがプリントされています。
着てしまえば見えないところ。と言ってしまえばそれまでですが、こういった細部にまで気を使えるかどうかはアイテムの質を見極める一つのポイントになるような気がします。
脱いだり着たりが多くなる薄手のジャケットだからこそ、このデザインは着用者としてもうれしいポイントですね。

 

”隠しフード”


襟裏にはフードが備わっているので、急な天候の変化にも安心。

”ベルクロストラップつきカフス”


袖口はベルクロストラップで調節可能。風の侵入を防ぐ役割も担っています。
 

”ポケット”

フロントには間口を大きくとったフラップ付きファスナーポケット。

裏地にもインナーポケットが備わっています。
 

”ドローコード”


もちろん裾はドローコード付き、絞って風の侵入を防ぐことができます。
 

”その他のデザインディテール”


MAGFORCEのアパレルラインではお馴染みのベルクロワッペン。
ブランドロゴがデボス加工の様にさりげなく存在しているのも格好良いですね。
 

デイリーユースに馴染むスタイリング

Style No.1


シンプルなデザインなので、タウンユースからアウトドアシーンまで幅広く活用できそうです。

Style No.2


風を防いでくれるので、インナーを調節するだけグッと暖かさを向上させることができます。
フードなしなのでスウェットパーカーでも重ねて着用できます。

モデルの体系は174cm 64kgで全てMサイズを着用しています。
参考までに。
 

最後に
いかがでしょうか?
個人的にはウィンドブレーカー位のアイテムが着脱もしやすくて、シーズン通して使えたりと一番重宝すると思っています。
持っていて損のないアイテムですので、ぜひ一度チェックしてください。

お値段やサイズスペックを含めてこちらのオンラインストアでご確認お願いします。

オンラインストアでMagforce/mf-1008 Tornado Windbreakerを見る

NITE IZE ナイトアイズ vol.1

いつもブログをご覧頂き、有難うございます。

本日紹介するのは、ユニークかつ革新的なアイデアアイテムを世に送り出している世界的メーカー”Nite Ize (ナイトアイズ)”のアイテムです。

NITE IZE


ご存知の方も多いかと思います。一度はアイテムを見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

1989年フラッシュライトを頭に取り付けるヘッドバンドから始まった”NiteIze”(ナイトアイズ)。米国はコロラド州に本拠地を構えフラッシュライトやカラビナ、ロープタイトナーを始めとした数々のヒット商品を世に送り出している世界的メーカーです。

今回はそんなNite Izeのアイテム中でも、最もポピュラーな「カラビナ」、
そしてキーホルダーを利用シーンと合わせてご提案いたします。

Carabiner ~カラビナ~
クライミングなどで利用するカラビナは既に一般層にも認知されており、今や日常利用やファッションアイテムとして浸透しています。
このカラビナの復旧率の裏側にはNite Izeのアイテムも一役買っているのではないかと考えています。

“S-Biner Plastic”


NiteIzeを代表するアイテム。
シンプルですが、フックを二つ備えたS字カラビナです。
フックは外れにくいように工夫されています。

樹脂製ボディーは、とっても軽いので持ち運びにはかなり便利。
金属パーツと違って接触音が静かなのも良いですね。

鍵をひっかけたり、荷物を固定したりとシンプルだからこそ使い道はいろいろ。


そこそこの重量にも耐えられるので、日常からアウトドアー、旅行のお供に「持っていると便利」というアイテム。

【S-Biner Plasticのストアページへ】 

 

“SlideLock Carabiner”

こちらもシンプルな形状ですね。
ステンレス製で重厚感があります。

一番の特徴は、目立たないですがこのゲートのパーツ。
簡易的にゲートが開いてしまわないようロックがかけられます。

耐伽重も45kgと重さに耐えらえるので、サイズの大きいものや工具などの重みのあるものにもおすすめ。

アウトドアの装備アイテムにもよいですね。
トレーニングシューズやブーツを下げておくのにもいいかも。

【SlideLock Carabinerのストアページへ】 

 

Keyholder ~キーホルダー~
よりNITEIZEのユニークなアイデアを身近に感じられるのがこのキーホルダーの類じゃないかなと個人的に思っています。
「あったらいいな」が形になったような面白さを発見できますし、利便性だけでなくファッションアイテムとしても注目されていますね。

“Infini-Key Key Chain”


シンプル+ユニーク。キーチェーンという見たままの機能を必要最小限に備えたデザイン。
鍵の着脱も簡単ですし使い勝手も文句なし。


大人の嗜みとしてさりげなく身に着けていたい洗練された雰囲気がありますね。

【Infini-Key Key Chainのストアページへ】 

 

“KeyRack S-biner”


これもNiteIzeのヒット作。
本体に6つの小さなS-binerが付属していて、それぞれに鍵などを取り付けることができます。

別々に取り外しができるので、必要状況に応じて鍵を分けておくことも容易。

鍵だけでなく、USBメモリやライターなどもササッと外して使えるので便利ですよ。

【KeyRack S-biner のストアページへ】

 

Anater tool ~その他~

“DoohicKey Key tool”


ボトルオープナー、ボルトレンチ(1/4,5/16,3/8)、ルーラー、クリップ、マイナスドライバー、ボックスカッターと小さなボディーに意外と多くの機能を詰め込んだクリップ付きのツールです。


使用用途は別としても見栄えが良いので、
手持ちのキーホルダーに鍵が少なくてさみしい。。。なんて時のかさ増しにもなりますね。


コンパクトに持ち運ぶことができるので、EDCグッズとして確保しておくのもオススメ。

【DoohicKey Key toolのストアページへ】

 

オンラインストアでお買い得!

KINRYUオンラインストアでは、ほかにも魅力的なNiteIzeのアイテムを揃えています。
追ってブログでも取り上げていきたいと思いますが
ひとまずこちらから一覧をご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。

【NiteIze アイテム 一覧 へ】

MAGFORCE | CakeWark Tactical Pants

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

残暑厳しい9月でありますが、今日は秋に向けて。
MAGFORCEのロングパンツをご紹介しようと思います。

CakeWark Tactical Pants

 

”アーバンスタイルをコンセプトとしたスッキリシルエット”


「アーバン」=都会的。街で使える洗練さを備えたアイテムという事。
タクティカルパンツでありながら、それを可能にする秘密はシルエットにあります。

本来のタクティカルパンツに多いゆとりを余分にとったシルエットとは対極に、さらにポケットなどの膨らみも最小限にとどめることで野暮ったさのないスマートなパンツとなっています。

 

”タクティカルパンツとしてのストレージ能力”


収納力の高さにも注目。
太もも部分に備わっているジッパーポケットは底部にマチが設けられ、大きく余裕のあるつくりとなっています。
サイドポケットはスナップボタンで簡易的にセパレートでき、クリップ式のツールやライトの収納に便利。大き目に設計されているヒップポケットは間口を斜めに設け、物の出し入れがスムーズに行えるよう工夫されています。

 

”立体裁断による快適なフィット感”


シームが真横にないですね。通常のパンツと違い縫い目が曲線になっているのがわかります。
これは立体的に考えられたデザインであることを意味します(立体裁断生地)。
人の体は丸みを持っているので、立体的な形成は体になじみフィット感を生み出します。
(平面的に考えられた洋服と違い、縫製や量産がたいへん。。。)

これが細身なシルエットにも関わらず動きやすく快適な履き心地を実現する要因の一つです。
もう一つ理由があるのですが、生地の素材によるものですので下のタイトルにてご説明しますね。

 

”2つのモデルの違いは生地”

「CakeWark Tactical Pants」は2つの種類があります。
デザインは全く同じで素材だけが違うのですが、特徴と共にまとめてみました。

【Cakewalk2 Tactical Pantsの素材】


コットン60%、ポリエステル37%、スパンデックス3%のリップストップ生地を採用。
適度な張りがあり、軽量かつ耐久性に優れています。

スパンデックスを保有しているので、高い伸縮性も持っています。

 

【Cakewalk3 Tactical Pantsの素材】


コットン97%、スパンデックス3%。少し厚みのある生地を使用しています。
コットン特有の風合いと柔らかさによる、心地よい履き心地が特徴。

こちらもスパンデックスを含んだストレッチ素材となっています。

薄手なパンツがお好きな方や春夏にはCakewalk2を、綿物や秋冬用のパンツをお探しの方はCakewalk3をとお好みや用途に分けてチョイスしても良いです。

どちらも、足の可動の妨げにならない適度な伸縮性を持っているというところが大きなポイント。
アーバンスタイルをコンセプトの掲げていながら、アウトドアなどのアクティブなシーンでも活躍してしまうとは何とも憎い。良い意味で。
オールシーンで使えるということも、このアイテムの大きな特徴と言えますね。

 

”インサートパットを利用可能な膝裏ポケット”



↑パンツは裏返した内側の写真です。

膝の裏側にインサートポケットがついています。
ALTAのインサートパットをはじめ、膝の保護パット材を収めることが出来るタクティカルパンツらしい仕様。

消耗の激しい膝部の補強布としても機能していますので、「利用することがないのでは?」という方もミリタリーブランドらいしいディテールとして楽しんでいただければと思います。

 

”その他のディテール”


部分にラバーラベル。
ブランドロゴがさりげなく配置されているのがミソ。
その他のバーツ、サイドジッパーの引手やトップボタンがブランドのオリジナルパーツという点も注目してほしいです。


ウエスト前部裏側に隠しポケットが。
普段はそこまで使用するものではないかもしれませんね。
もともとスリ対策用に設けられドルポケットなどと呼ばれることがあるディテールですので、旅行する際に利用しても良いかもしれません。


タクティカルパンツやクライミングパンツなど、機能パンツには欠かせない「ガゼットクロッチ」も当然配備されています。
これで足の可動域も十分に確保されています。

 

Styling Sample

全体のバランスも大事ですので、スタイルのご参考に。

野暮ったさのない「すっきりシルエット」を利用してシンプルにまとめてみてもいいですね。
パンツがちょっとしたアクセントになるので、ミリタリーをファッションアイテムとしてスタイリングに落とし込む時の良い切り口となってくれると思いますよ。

それにしても快適な履き心地です。
ちなみにモデルの体型は174cm、63kgで着用サイズはすべてMサイズ。

ウエストはサイドにゴムが内蔵されたアジャスターを設けているので、ある程度の調節が利きます。

サイズスペックの詳細などはオンラインページよりご確認下さい。

Cakewalk2 Tactical Pantsのオンラインページへ

Cakewalk3 Tactical Pantsのオンラインページへ

 

最後に

要点をまとめてMAGFORCEのパンツについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
パンツは選ぶとき迷いやすいアイテムの一つな気がしますが、このブログが皆様の参考になれば幸いです。

分からない所ありましたら、お気軽にコメント・お問合せ下さいね。

GLO-TOOB

いつもご覧頂き、ありがとうございます。

今回のブログでは、KINRYUでも高い人気を誇る”GLO-TOOB”というアイテムをご紹介したいと思います。

 

再利用可能な次世代マーカーライト”GLO-TOOB”


ケミカルライトなどの使い捨ての物にとってかわる物として開発されたGLO-TOOBはバッテリー式で何度も繰り返し使える新しいマーカーライトです。

使うことの勿体なさがないので気軽に使えます。
気軽に使えるということは活用シーンも広がります。

僕たちも取り扱いを始めて間もないアイテムなのですが、すこぶる評判が良いです。
その魅力を詳しくお話していきたいところですが、機能云々は別でオフィシャルページを作ったのでコチラを参考にして頂くとして。。。。
せっかくのブログなのでマーカーライトの面白さを色別に探っていきたいと思います。

↓オフィシャルページはこちらから↓
http://www.kinryu.jp/glotoob.html

 

光の色で探るマーカーライトの世界

RED ~軍や自衛隊でも重宝される理由


基本夜間の隠密行動ではライトは厳禁。それでも地図を見る時など、どうしても灯が必要となるシーンがあるそうです。
そんな時に積極的に使用される色が赤です。

明るいところから急に暗いところへ行くと目が慣れるのに時間がかかりますよね。
目は中に入る光を瞳孔で調節することで明暗に対応します。これを明順応・暗順応と言いますが、このうち「明るい」→「暗い」になれるのは特に時間がかかるそうです。

他の色に比べ赤色は、瞳にその光が入ったときに瞳孔が縮まりにくい(暗闇に慣れている状態を維持する)ので明かりを消しても素早く暗順応でき、動き出せるということです。

(※メカニズムとしては赤い色は視細胞の中の暗闇でよく働く桿体を刺激しにくいというのが理由です。)


天体観測の時に星図を見るのに赤いライトを使用するのも、ほぼ同じ理由です。

人の目は赤色を認知する細胞「赤錐体」が他の色の物より多く存在するため、赤い光を使用すると少ない光で物を認識することが出来るといわれています。
これも必要最低限の灯を必要とする場面で重宝される理由でしょう。

説明が多くなってしましましが、本質としては
「赤い光は夜間活動する際に妨げになりにくい光」
と理解しているだけでも十分でございます。

ちなみに赤色は空気中において最も遠くに届く色でもあります。さらに虫が寄ってこない(認識できない)光も赤です。

 

BLUE ~応急処置にまつわる意外な使い道


青い光は波長が短く散乱しやすいため空気中では遠くまで届かない色とされています。
ですが水の中では全く逆。
水中では暖色系の色から順に吸収されていくので、青い光が最後に残ります。(周りと同系色となり視認し辛いこともあり、一番目立つ色というわけではありませんが)ウォータースポーツにチョイスしても良いかもしれませんね。


それとは別に軍関係では青い光をけがや出血の確認で使用するそうです。
血液(赤色に見える物)は青い光を吸収してしまいます。そのため青い光で照らすと血液は黒く見え、他の箇所とのコントラストがハッキリし発見しやすくなります。

防災用のファーストエイドキットに一つ備えておくと良いかも。

 

GREEN ~人の目で最も認識しやすい色


緑の光の用途を調べていると、とある筋ではハンティングの際に使うとしていました。
理由は鹿などの動物に刺激を与えづらいからとのこと。。。。確かに鹿や牛など多くの哺乳類は赤と緑の見分けがつかないと言われています。
だったら赤は?となるのですが、おそらく赤でも良いのでしょう。
ただ、人側からすると緑は人の目で最も認識しやすく赤い光で照らすより物の輪郭が掴み易いので、それも理由の一つなのかもしれません。

緑は人間が見ることのできる光の波長でちょうど中間あたりなので、目かかる負担が少ないとも言われています。
さらに緑はおおよそ500-570nmの波長であるのに対し、光の中でも最も明るく感じる波長は555nm。緑の光は認識しやすくさらに明るく感じることから、視認性に優れた光源でもあります。
暗順応など考えないのであれば地図などを読む時も文字が見やすくなしますし、それこそ目印としてのマーカーとしてやグループマーカーとしての活用にも向いていると言えますね。

 

AMBER~”ちょうど良い”視認性


赤に次いで遠くまで届く光であり、「明るく見える」という緑の光に近い特性を持っているので、これまた目印としてのマーカーとしてやグループマーカーとしての活用にも向いていると言えますね。

赤ほどではありませんが暗闇での活動の妨げにならないという特性を持っていますし、さらに虫が寄ってきづらい。
(これからが利用された身近なものにトンネルの明かりが挙げられますね。)
ので、キャンプなどのアウトドアの光源確保にもオススメです。

 

WHITE~自然光に近い光源を


白い光は様々な波長(色)の光が混ざっている状態で、その混ざり合う割合は違えど自然光と同じような物の見え方が期待できまます。
(混ざり合う波長の割合で見え方が変わリ、より自然に見える度合いを演色性が高いと表現します。)

他の色に比べマーキングには不向きですが、「簡易ランタンとして汎用性の高い手軽な光源を確保する」という用途では最も優れているでしょうね。
普段キーホルダーとして持ち歩いたり、キャンプ時にはテントのルーム内ランタンとして使用したりと使い道も多いはず。

 

最後に

光のカラーが違うだけで、これだけ特徴が異なってくるのは面白いです。
ご紹介した用途が必要になるかは別として、こういった豆知識的なものは男心をくすぐりますよね。

皆様に必要なカラー、もしくはお気に入りのカラーをゼヒ手に入れてください。

↓GLO-TOOBのオンラインストアへ↓
http://shop.kinryu.jp/shopdetail/000000000341/

 

※このブログでご紹介した光色にまつわる効果の一部は研究途中であったり、立証までは至らないものも含まれています。(個人的な推測も少々。)あくまで色選びの参考として捉えて頂けると幸いです。
他の有用性がありましたら、ぜひご教授頂けると嬉しいです。